令和2年9月17日住民自治とは

このカテゴリーでは、私が職業としてまた地域の人間として深く関わっている住民自治協議会の紹介を通して、自治会・町内会から住民自治協議会への住民自治の移り変わりを説明したい。

東広島市 重見(篠原)裕次郎


 

三ツ城自治協議会 西条中央支部 とは

R020917三ツ城自治協議会3支部エリア分け図

R020917三ツ城自治協議会3支部エリア分け図

三ツ城自治協議会は3つのエリア(支部)に分かれており、エリアの一つである西条中央地区は、エリア内の東にある山を切り開いて区画整理し、住居表示を行った。

 

昭和41年(区画整理前)

R020917昭和41年区画整理前

R020917昭和41年区画整理前

 

平成26年(区画整理後)

R020917平成26年区画整理後

R020917平成26年区画整理後

エリア内右側の山が削られ、区画整理(平成10年度工事完了)されて、今では大規模な団地となっている(西条中央一丁目~八丁目)

エリアの左下には広島大学(1982年から1995年の間に旧キャンパスから順次統合移転を完了)が出来て、下見地区に学生街が形成されている。

 

R020917西条中央支部エリアMAP

R020917西条中央支部エリアMAP

元々、御薗宇(大字)という地区の一部が西条中央一丁目~七丁目となり、下見(大字)という地区の一部が西条中央八丁目となった。(なお、二丁目・三丁目は隣の住民自治協議会。)

御薗宇という地区(西条中央一丁目~七丁目)の中においても、元々は、上石が瀬、江熊、宮泉の3つの地区(小字)に分かれており、住居表示された今でも、自治会の区分けは、上石が瀬区、江熊1区、江熊2区、江熊3区、江熊4区、宮泉2区、宮泉3区、宮泉4区、宮泉5区となっていて、旧来の区域分けを継承した形となっている。

このことが、新しい住民には分かりにくく、住居表示で自治会を分けるべきだと言う声も多い。

しかし、地域の現場では、お祭りの当番、共有土地(昔の人が権利を出し合って確保した登記名義人が多くの共有名義となっている土地)の管理、現在も活動している組織(消防団、民生委員・児童委員協議会、農区長、など)のエリア分けが旧来の区域分けを使っている、古い家同士の関係、などなど、こういった活動に参加していない人にはピンと来ないかもしれないが、そう簡単には地域を分け直すことは困難である。

また以前、ブログ「R020607地名と自治会」

https://shinoharayujiro.wordpress.com/2020/06/07/r020607%e5%9c%b0%e5%90%8d%e3%81%a8%e8%87%aa%e6%b2%bb%e4%bc%9a/

でも書いたように、自治会名は歴史の生き証人であるとともに、貴方の存在意義を証明するものとなるため、自治会のエリア見直しにあたっては、市町などの自治体に支援してもらい、新旧のエリア図や地番台帳の整備など、正しい情報を後世に残し、総会などで全住民の意思確認をするなど、慎重に行ってほしい。

 

西条中央支部では、次の組織図及び事業計画のような体制で地域活動を行っている。

R020917西条中央支部組織図

R020917西条中央支部組織図

R020917西条中央支部事業計画1

R020917西条中央支部事業計画1

R020917西条中央支部事業計画2

R020917西条中央支部事業計画2

 

事業計画をみてもらうと、多くの活動を行っていることが分かると思う。

とくに「とんどまつり」は、小学校のグラウンドでとんど(どんどん、新明さん、左義長などとも呼ばれる)を行い、毎年500人もの地域住民があつまる大きな行事である。

このように、区画整理前から住んでいる住民と、区画整理後の住民とが多く関わり、都市的な活動と昔ながらの活動が融合した、これからの住民自治の在り方をリードする地域となっている。

 


R020917三ツ城自治協議会西条中央支部とは

東広島市 重見(篠原)裕次郎