令和2年9月5日防犯・防災活動

このカテゴリーでは、防犯・防災活動について、様々な地域活動と呼ばれる行事やイベントを取り上げ、一つひとつその具体的な手法や、使用する書式など紹介する。

東広島市 重見(篠原)裕次郎


 

防犯マップ

 

防犯マップとは、ヒヤリハット地図とも言われ、歩行や運転中に危険を感じ「冷やり」や「ハッと」したポイントを示して、事前に注意を促すマップのことである。

交通的な危険個所や事故現場などの他、盗難や不審者情報といった防犯的なことも含まれ、子供110番の場所や、通学路、野犬注意、暗がり、など、アイデア次第で多くの情報を盛り込むことが出来る。

こういった情報は当然、そこの住民しか分からないものであることから、各自治会から直接、情報を収集する必要がある。

 

まず、各自治会内で、住民が集まって「まち歩き」を行い、気づいたポイントを報告してもらう。その情報を、各自治会長経由で自治協議会へ集約すると良い。

R020905防犯マップ作り準備項目

R020905防犯マップ作り準備項目

あつまった情報を、地図に落とし込むが、下図(下地となる地図)は、「住宅地図」又は「地形図」が一般的。どちらも取扱いのある書店で購入できる。もしくは、印刷を印刷業者に委託する場合、印刷業者に下図の調達を依頼することも可能。

住宅地図

 戸別名(表札表示による居住者)表示地図。日本全国を網羅している住宅地図を刊行しているのはゼンリン一社のみ(https://store.zenrin.co.jp/)。本として出版される他、CD化した電子地図としても販売される。原則、市町村単位の比較的狭いエリア単位で刊行され、CD版には広域のものがある。価格的には廉価版であっても最低4~5000円、最も一般的なゼンリンB4版住宅地図は一冊1~2万円がボリュームゾーンと高価である。

 国土地理院や地方公共団体発行の地形図等を元に、現地確認調査を実施し編集されている。別記内容として、集合住宅内の戸別名や事業用ビルのテナントも表記される場合もある。

地形図

 測量を元に地図記号などで地形を精細に表した中縮尺・大縮尺の地図。土地の高低(標高)を平面図上に等高線を用いて表すとともに、海岸線、川、崖など狭義の地形、およびその名称を表示する。大型書店や国土地理院で入手可能であるほか、地形図の一部について国土地理院のウェブサイト「地理院地図」(http://maps.gsi.go.jp/)で閲覧できるようになった。

 日本国内において地形図は、狭義では国土交通省国土地理院発行の一般図のうち、中縮尺・大縮尺の図(縮尺が5万分1以下の図)を地形図といい、その中でも特に中縮尺の図(5万分1・2万5千分1・1万分1の図)を地形図の名称で刊行している。なお、大縮尺の図(2,500分1・5,000分1の図)は国土基本図、20万分1の図は地勢図、50万分1の図は地方図、100万分1・300万分1・500万分1の図は国際図と呼ぶ。

これらの下図に、地域から集めた情報を、防犯防災部会員等で手分けして書き込んだものを作成し、印刷業者等にデザインや写植等を含めて印刷を委託する。特に印刷を委託するまででもない場合は、プリンターで必要数印字してもよい。

R020905三ツ城小学校区ヒヤリハット&ドッキリ地図

R020905三ツ城小学校区ヒヤリハット&ドッキリ地図

 

出来上がった防犯マップは、地域住民に配布もしくは閲覧を行うことになるが、どちらにするかは、地区の世帯数や普段の情報提供の方法により選択する。

防災マップと合わせて、住民にとって安心安全な生活のために重要な情報となるので、なるべくたくさんの住民に行き渡るよう取り組んでほしい。

他にも、地域の小中学校や、警察(交番)、自治体(自治会担当部署等)等に提供すると、必要な箇所に掲示してもらえることがある。

 


R020905防犯マップ

東広島市 重見(篠原)裕次郎